日々を無気力に感じる若者に読んでほしい 『上京物語~僕の人生を変えた、父の五つの教え~』
今思い返してみると、高校1年生の頃の“ぼく”は卑屈だった。
中学で“勉強のできるほう”だったぼくは、地元の進学高の高校に入って周囲のレベルの高さに驚いた。クラスでの順位は下から数えたほうが早い。高校に入って、ぼくは特に勉強がきらいになった。
中学1年生の頃は、楽しくて勉強していた。勉強すれば、当然点数と順位は伸びてくる。順位が高ければ、周りからはすごいと言われる。しかし、ぼくは気付かないうちに、“人と比べて、人の目を気にして勉強する”ようになっていた。
ぼくは“人と比べて”良いか悪いかを判断する人間になってしまっていた。そんな中、両親から一冊の本を薦められた。
その本が「上京物語~僕の人生を変えた、父の五つの教え」である。
「上京物語」を読んで、ぼくは変わった。「上京物語」には、今まで全く考えたことのない価値観が紹介されていた……
”きみ” は自分の見た目や境遇を人と比べてはいないだろうか?
私たちは、小さいころから ”競争社会” に身を置いてきた。
中学校・高校とテストの成績を人と比べられ、
社会に出れば、就職という競争に巻き込まれる。
そのせいか、私たちは無意識のうちに人と比べる習慣を得てしまった。
しかし、この考え方は正しいのだろうか……
目次
- はじめに
- 幸せとは人との比較で決まる
- 今ある安定が将来まで続く
- 成功とはお金持ちになることだ
- 自分なりの価値観を築く ー「時間」を投資する
- 自分なりの価値観を築く ー 頭を鍛える
- お金を稼げることの中からやりたいことを選ぶ
- 失敗しないように生きる
- まとめ